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田中雄司所長に聞く

若い世代ならではの柔軟な発想で
お客様に寄り添って共に歩んでいきたい。

田中雄司(たなかゆうじ)所長のプロフィール

1971年 誕生
1996年3月 神戸商科大学(現・兵庫県立大学)商経学部を卒業し同和火災海上保険(現・あいおいニッセイ同和損害保険)に5年間勤務の後、1年間佐藤庸安(さとうつねやす)税理士事務所に勤務。その後橋本恭典(はしもとやすのり)税理士事務所にて5年間勤務。
2007年4月 佐藤庸安税理士事務所に戻る。
2008年12月 税理士試験合格。
2009年2月 税理士登録、田中雄司税理士事務所開業。
2011年11月 佐藤庸安税理士から所長を引継ぎ
新体制でスタート。

田中雄司所長

明るく話しやすい税理士になりたい

税理士を志したきっかけは。

若い頃から理数系が好きで、将来は数字を扱う仕事につきたいと考えていました。私の兄も理数系が得意で、大学卒業後に公認会計士の資格を取得したのです。その刺激を受けて、自分も頑張ろうと意欲がわきました。実際には税理士という仕事は「数字」よりも「法律」の知識が大事なのですが、当時は簿記的な仕事に対しての興味が強かったのですね。

税理士試験はどうでしたか。

税法の条文を丸暗記しなければならないので、それには苦労しましたね。職場への往復の途中やお昼休みなどにも繰り返し繰り返し条文を読み返したり、歩きながら頭の中で反芻したり、一生懸命に暗記しました。

当時、どんな税理士になりたいと考えていましたか。

経理マンというと、大人しくて、固くて、暗い人間というイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。私の場合も、体育会系の人間で、学生時代はアメフトに打ち込んでいました。気さくで、うちとけやすい税理士、明るく、話しやすい税理士になりたいとずっと思っていました。

個々のお客様に寄り添って

保険会社勤務を経て税理士事務所で修行したのですね。

転職して佐藤庸安税理士事務所に欠員が出たので、まず1年間修行させてもらい、税理士実務の基本を学びました。1年後、佐藤税理士の勉強仲間である橋本恭典税理士の事務所で欠員が出たので、そちらでお世話になり5年間勉強させていただきました。

修行時代に学んだことは。

税理士の仕事というのは、「数字」だけじゃないということです。経営に関して、数字だけを見ていては仕事は進まない。お客様それぞれの考え方や生き方、個々の状況をきめ細かく把握しないと仕事は進まないのです。

税理士として心がけていることは。

世間では「先生」と呼ばれますが、決して上からものごとを眺めては駄目です。お客様と同じ目線に立って、同じ立場で考える。そして、お客様の状況をトータルにとらえた上でアドバイスすることが大切です。お客様にはいろんな要望がありますが、専門家としてあくまでも法律に基いて、「無理なものは無理」ときっちりとお伝えすることも必要です。お客様のニーズと専門家としての立場、その両者のバランスをとることが求められます。そういう意味では、難しいいことの多い仕事です。

専門家として社会の役に立つ

税理士としての喜びは。

決算が無事終了したとき、お客様から感謝のお言葉をいただくことがありますが、そういうときには素直に嬉しいですね。節税もでき、事業も伸ばすことができたという喜びをお客様と共有できたとき、「専門家として人様のお役に立っているのだなあ」と実感できます。そういう喜びがあるから、難しい立場の仕事も続けて来られたのだと思います。

事務所の精神を引き継いで

三浦税理士、佐藤税理士という先達についてお聞かせください。

佐藤前所長は、税法以外の法律にも非常に詳しいので、お客様に対して幅広い視野から的確なアドバイスができます。専門家として、いつも堂々と自信と信念を持ってアドバイスをしています。私もそういった点を学びたいと思っています。三浦康子税理士は、お客様に対していつも本当に親身になってアドバイスをしてきました。時には非常にきついことも率直に言います。女性税理士として活躍してきたパイオニアです。子どもを背負って図書館に通って勉強したという逸話もありますね。

若い後継者世代と共に

新所長として特にアピールしたい点は。

当事務所ではこれまで医院関係には大きな実績を積み重ねて来ていますから、その分野は今後も大切にしていきたいですね。私自身は、パソコンを活用して新しい時代の経理・経営に対応していきたいと思っています。また「保険」の分野に関しては他よりも強いと自負していますので、その分野でお客様のお役に立っていきたいです。

どんな顧客を増やしていきたいですか。

神戸市を中心とした関西一円のお客様、中小企業経営者の方々が中心というのはこれまでと変わらないでしょう。ただ、これまでのお客様も後継者に経営を引き継ぐ時代になって来ています。ですから、私も若い世代の税理士として、若い後継者の方々と共に歩んでいきたいと願っています。また、若い世代でも自分で起業を目指す方もいらっしゃいます。そうした方々に記帳指導などを行い、いいスタートを切っていただくためのお役に立ちたいと願っています。

多彩なニーズに対応して

新規顧客の開拓は。

新規のお客様は、これまでのお客様からのご紹介が主ですが、ホームページをご覧頂いてお問い合わせをしていただき、お付合いがはじまるケースもあります。企業の業種としてはすべての業種・業態に対応しています。医院の場合は個人開業医の方を中心に担当していますが、新たに開業される場合も、これまでの当事務所のノウハウを生かして対応することができます。また相続関係の業務も実績を積んで来ていますので、今後もその分野にはしっかりと対応していきます。また保険に関してもお客様個々の状況に対応してアドバイスしていきたいですね。

親身になってお客様のことを考える

新しい所長としてのモットーは。

一生懸命、親身になってお客様のことを考えるということに尽きます。お医者さんでホームドクターという存在がありますね。それと同様に、いつもお客様の身近にいて、親身になってお客様のお役に立つということです。

事務所作りに関しては。

私のほかに税理士が3人、職員が3人、合計7人の小さな事務所ですが、情報を共有し、何でも話し合えるアットホームな事務所をめざしています。お客様からは、明るく、訪問しやすい雰囲気だと言っていただけます。若い人が多いので、元気のある職場だと思います。あくまでもサービス業ですから、そういう点を大切にしてやっていこうといつも話しています。マニュアル通りにやるというのではなく、自然体で和やかな雰囲気の漂う事務所でありたいですね。

税理士をめざす新人に

今後の人材採用に関しては。

明るく元気な人に期待します。税理士をめざす人もそうでない人も、自分自身で問題意識を持って仕事に当たることが大事ですね。そういう人が、お客さまのお役に立つ仕事ができるのです。

将来税理士をめざす人に対しては。

日常業務におけるスキルアップと専門の試験勉強との両立は大変な面もありますが、資格取得をめざす人に対しては、私たちは全力を上げてバックアップします。しかし、何よりも大事なのは本人の努力でしょう。日常の業務の中で自分の勉強したことを試し、業務の中での問題を自分で解決していこうという姿勢が大事です。それが将来の資格取得にも結びつきます。厳しい経済状況と規制緩和の波の中で、税理士業界もシビアな状況を迎えていますから、専門家として厳しく自分を律していくことが今後も求められますね。

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